コイル状の裸発熱体を金属保護管(シーズと呼ばれる)内に装着、そのすき間を無機絶縁物で埋めて発熱体を保護する構造になっています。発熱体をむき出して使わないため、絶縁性や安全性に優れるほか、寿命や安定性の向上が図られています。
発熱体の種類や線の太さによって、電気抵抗値が自由に設定できるほか、無機絶縁物の充鎭密度をたかめることにより、熱伝導性や耐久性向上が可能となります。
シーズヒーターをベースにすることによって、加熱対象物や目的に応じて各種の間接抵抗加熱用ヒーターが用途展開されているとともに、形状も棒状や板状に加え、U字、S字、M字形、リング形などがあります。