高温の使用にも効率が高く、経済性抜群!
低温用ヒータと異なる画期的な設計と製造方法を採用。
耐久性と速熱性に優れ、成型金型・熱板・液体過熱などの広範囲の用途にご使用いただけます。

 特 長 
  1. 熱効率がよく経済的です。
  2. 耐震動性、耐腐食性にすぐれています。
  3. 電気的安全性に優れています。
  4. 広範囲な適応性に優れています。
  5. 温度コントロールが簡単にできます。
  6. 高い温度は機械を小さくすることが可能です。
 仕 様 
  1. パイプ材料 : 標準はSUS-321 を使用していますが、ご要求により各種素材も可能です。
  2. ニクロム線 : 高性能発熱線 NCH-1 を使用。
  3. 絶縁材 : 高密度、高純度マグネシア
  4. 端末素材 : 用途により選択(高温用はセラミック封口)
  5. リード線 : 標準はニッケル線にテフロン被覆リード線で標準長は250mmです。
  6. 非発熱部分 : リード線側で10mm先端部も5mmそれぞれ発熱しない部分があります。

 特 性 
  1. ヒーター長 : ±2 % 〜±4 % 。それ以下が必要な場合はご連絡ください。
  2. ソリ許容度 : 0.5mm/ 長さ100mm
  3. 外径公差 : +0 -0.1mm
  4. 許容公差 : 定格消費電力の±10 %
外径 ΦD シース長Lmm CH型 CS型
CODE NO. 容量 W CODE NO. 容量 W
6.0mm 50 CH-060 100    
75 CH-061 150    
100 CH-062 200    
125 CH-063 250    
150 CH-064 300    
8.0mm 50 CH-080 150 CS-080 90
75 CH-081 200 CS-081 120
100 CH-082 250 CS-082 150
125 CH-083 300 CS-083 180
150 CH-084 350 CS-084 210
10mm 50 CH-100 200 CS-100 100
75 CH-101 250 CS-101 150
100 CH-102 300 CS-102 180
125 CH-103 350 CS-103 200
150 CH-104 400 CS-104 240
175 CH-105 450 CS-105 280
200 CH-106 500 CS-106 300
12mm 50 CH-120 200 CS-120 120
75 CH-121 300 CS-121 180
100 CH-122 400 CS-122 240
125 CH-123 500 CS-123 300
150 CH-124 600 CS-124 350
175 CH-125 700 CS-125 400
200 CH-126 800 CS-126 450
16mm 50 CH-160 250 CS-160 150
75 CH-161 350 CS-161 200
100 CH-162 500 CS-162 300
125 CH-163 600 CS-163 360
150 CH-164 700 CS-164 420
175 CH-165 800 CS-165 480
200 CH-166 950 CS-166 570

 カートリッジヒータを長期間安定して使用するためには 
  1. クリアランス
    ヒータ寿命は、ヒータの使用される温度と被加熱物との密着状態によって、大きく変わります。長期間お使い頂くためにも、金型などの穴とのクリアランス(最大穴径−ヒータ最小外径=密着状態を示す隙間部)は極力少なく、またご使用に当たってはできるだけヒータ温度を下げるよう、ご設計下さい。電力密度の大きいヒータを被加熱物の温度が高い状態で使用すると、ヒータ寿命が短くなりますので、低電力密度のヒータを多数使用する方法もご検討ください。
  2. 温度
    機器に必要な最高温度を決定して下さい。使用温度、温度上昇度、を得ようとする熱量、使用雰囲気条件などは、機器設計時にご検討ください。満足に作業が出来る範囲の、出来るだけ低い温度でご使用ください。低い温度で使用すればするほど、寿命が長くなります。
  3. 適正な取付方法
    加熱物とヒータの間がピッタリしていれば、それだけ熱伝導が良くなり、効果的です。ガタガタであれば適温に上げるのに余分な熱が必要となり、短寿命の原因となります。
    ヒータの直径には、±0.05mmの許容差がありますので、まず少し小さい目にドリルで穴をあけてから、リーマーで最もピッタリするまで拡大して下さい。
  4. 温度管理
    温度の制御装置は、ヒータのオーバーヒート防止が目的です。ヒータの寿命をのばすためには、正確な温度制御を行い、一般にサーモカップルの位置はヒータより2cm位までの距離に置きますが、もちろん加熱物体の熱伝導性にも依ります。通常加熱物体がアルミなら約2cm、鉄なら1cm以内に置くことをおすすめします。