宇宙開発事業団 種子島宇宙センター
『宇宙科学技術館』設備に進興電気の技術と製品が採用されました


JEM実物大内部
 昭和54年8月に開館した種子島宇宙センターの「宇宙開発展示館」は、平成9年で18年目を迎えた。
 大規模な増築整備(展示面積を約1.5倍に拡張)と展示内容の大幅な見直しを行い、平成9年3月26日、「宇宙科学技術館」と名称も新たに新装開館しました。
 新装にともない、地球観測、宇宙環境利用、月・惑星探査の各分野についての展示充実が図られました。中でも最大の目玉は、増築館2階から吹抜け空間にかけて浮かび上がる国際宇宙ステーション日本実験モジュール「JEM」の実物大構造物です。展示物としてはあまりにも巨大なため、一部省略した部分(曝露部等)もありますが、メインとなる与圧部内に入って実際のスケールを体感できるのと同時に、コンピュータを使った簡単な宇宙実験シミュレーションも体験可能な展示となっています。

式典の模様
 また既存の館についても大幅な見直しを行いました。特に1階については、H-IIロケットの打上げの模様を大画面・大音響によって再現する打上げ体験シアターや、H-IIロケットの種子島への運搬から、組立て、打上げ、人工衛星の軌道投入にいたるまでの一連の様子を、模型と映像によってリアルに再現する複合装置等を設置することにより、更に充実した内容となっています。
 オープン当日のセレモニーには、地元や関係機関等から多数の方々にご出席いただき、宇宙科学技術館の再出発に花を添えていただきました。

NASDA宇宙開発事業団ホームページより引用


〒891-3793 鹿児島県熊毛郡南種子町大字茎永字麻津
種子島宇宙センター


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